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2017年8月10日木曜日

老いも若きも一緒になって!八戸三社大祭の「人間関係の心地よさ」とは?


2017年の三社大祭特集第二弾は、「人間関係」に焦点を当ててみたいと思います。
夏のお祭り「八戸三社大祭」の山車組も、冬のお祭り「八戸えんぶり」のえんぶり組も、八戸のお祭りの人間関係には心地よい空気が流れています。
そしてその「心地よさ」がお祭りを支えていると言ってもいいのかもしれません。
今回はそんな、世代を超えてみんなが同等に楽しむことができる、八戸三社大祭の素晴らしさをお伝えしていきます。


厳しくも心地よい人間関係。
「心地よさ」といっても、ゆるゆるな人間関係・・・ということではありません。
ここでの「心地よさ」とは、一人一人が役割分担をし、責任感を持って祭りに取り組んだ上で、相手を尊重しあえる状況にあるということです。
お祭りは、人と人との関わり合い、地域社会との関わり合いです。
八戸三社大祭の山車組は、山車製作責任者(=親方)が居て、そのもとに製作担当者、お囃子を担当する子供達、祭りを支えるお母さんたちなど、様々な世代の人たちがそれぞれに役割を持って関わっています。
もちろんそれぞれの部門で決定権を持つ人がいたり、専門的分野を一手に引き受ける人がいたりと、上下関係や役割分担はしっかりしています。
そしてそれぞれの町内には町内会もありますから、ご町内の皆さんとの信頼関係や支え合いもとても大切にしています。
それは学校とも、部活とも、家族とも違う、ちょっと不思議な関わり合い。
心と心が通い合う、世代を超えた強く心地よい信頼関係があります。

快く受け入れてくれる。
たとえ新人さんでも、山車小屋に足を踏み入れたら、もう山車組のメンバーです。他の祭りはどうかわかりませんが、人間関係が目に見えて厳しい祭りもあると聞きます。(それが悪いということではなくて、そういう祭りもあるということです。)
八戸の場合は、「山車を作ってみたい」「お囃子をやってみたい」という純粋な気持ちの人を、山車組の人たちは快く受け入れてくれます
その昔は木遣音頭や太鼓などは「女人禁制」だったそうですが、やはり時代で、現在では年齢性別問わず、みんなが対等に山車組に関わることができます。
僕自身は写真が撮りたくて山車小屋に足を踏み入れましたが、山車組の方々は快く受け入れてくれました。
それがとても嬉しかったですね。


しかし、関わるからには・・・
お祭りは、基本的に「楽しいもの」だと思います。楽しくないと続かないでしょうから。僕も「楽しいから」という理由で写真を撮っていますし、お囃子の練習にも参加させていただいています。
しかしそこには「一台の山車を完成させ、お囃子とともに披露する」という大きなミッションがあります。
ですからそこには、厳しさが伴います。中途半端なものは世にお披露目できません。
おそらく一人一人の中で心の葛藤もあるでしょうし、考えの違いもあると思います。
しかし表立った緊迫した空気や厳しさがない点で、八戸の祭りは素晴らしいと思います。南部の気質なのかもしれませんね。


語らうことが、楽しい。
そしてお祭り期間中、連日の運行が終わった後は屯所へ戻り、語らいが始まります。ほどよくお酒を飲んで山車について、昔の祭りについて、お囃子について・・・と語り合う場は「やっぱり祭りはいいもんだ」と感じさせてくれる大事な時間なのかもしれません。
ぶっちゃけ、お祭りがなくても人は生きていけます。でも、お祭りがないということはもう考えられない。お祭りは身も心も削る思いになる場面もあるかもしれませんが、やっぱりやめられない。そこには仲間がいて、山車があります。お囃子が聞こえるといてもたってもいられなくなり、気がつくとトンコトンコと自然とリズムを打ち始めます。そして、お酒を飲んで喜びを分かち合います。
そういう人間関係や思いが、お祭りを支えているんだと思います。


「うちは皆が親方だから」
とある山車組の親方は、こんなことを言っていました。山車を作るのには豊富な知識や技術が必要です。ですが、それらは、歴史の中で八戸の人々が切磋琢磨しながら探り探り作り上げてきたもの。
毎年生み出される新しい山車には、どこかかしかに新しいアイディアが盛り込まれています。
そうやって良い山車ができていくのだと思いますが、そこには「皆のアイディア」が活きています。
八戸の山車組は、世代問わず誰もが意見を言いやすい雰囲気。経験豊富な親方はやはり素晴らしい技術や知識の持ち主です。ですが、山車は皆で作ったほうが楽しいもの。
皆で作り上げた山車には、みんなの想いがこもっています。
そういう思いがあるから、良い山車が作れるし、みんなが心地よい関係を保てるのだと思います。
「うちは皆が親方だ」という言葉には、本当に感動させられました。


子供達が笑顔である。

祭りに関わる子供達がいつも笑顔でいられるのは、本当に良い大人たちに囲まれている証拠でもあると思います。そして大人たちも心からお祭りを愛し、楽しんでいるということだと思います。
そういう空気が、八戸三社大祭の山車組にはあります。
こういう伝統がずっと続いてきた八戸三社大祭。厳しくも心地よい人間関係の中で、子供達が育っています。
八戸の祭りの人間関係の良さは、子供達の笑顔が物語っています。
そしてこの祭りの強さは、この町の強さでもあると、感じています。


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